射殺許可法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 14:30 UTC 版)
各都道府県に1名ずつトリガーを配置する。単行本5巻最終話では改正され各市区町村に1人ずつトリガーが配置された。 トリガーの任期は1月1日から12月31日までの1年間とする。 トリガーにはICチップを内蔵した専用拳銃ベレッタ(最終話ではマシンガン)と電子手帳が支給される。 各トリガーのベレッタはトリガー本人が住民登録している都道府県内でのみ効果がある。エリア外に出ると自動的に引き金にロックがかかる。最終話では各市区町村にトリガーが配置されることになったがそのエリアを出るとロックがかかるかどうかは不明。 ベレッタにはGPSが搭載されており、トリガーの居場所は常に政府によって把握されている。 紛失盗難による被害を防ぐため、トリガーは常にベレッタを携帯しなくてはならない。 トリガーの選定法は、志願者に脳波計をつけた状態でとある映像を見せ、アドレナリン分泌のタイミング並びに量および脳波を測定する。そのグラフが国王により近い者を適合者とし、国王が最終決定を下す。 トリガーの正体を暴こうとする者並びにトリガーの素性を特定する、またはその手助けとなる情報を流した者は、極刑に処す。また、偶然テレビカメラに映り込むなどでマスメディアに情報が流れてしまっても、その映像や写真はすぐに規制・消去され、トリガーの生活に支障が出ないよう取り計らわれる。 トリガーがどのようにベレッタを使っても、その行為は法的に処罰されない。
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