射殺事件の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/21 13:49 UTC 版)
「マーク・チャップマン」の記事における「射殺事件の概要」の解説
詳細は「ジョン・レノンの殺害」を参照 ニューヨークのセントラル・パーク西側の72番通りにあるレノンの自宅であるダコタ・ハウスの前に1980年12月8日（月）22時50分ごろ到着したレノン目掛けてハワイ州ホノルル在住のチャップマンはピストルを5発ほど撃ち、その場で逮捕された。ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコが「私達の安全が脅かされる」として仮釈放に反対している事もあり収監が継続されている。11度目の仮釈放申請が2020年8月に却下されたので仮釈放は早くとも2022年である。 チャップマンはアパート前の草場の中でジョンの帰りを数時間待ち、ジョンが到着すると背後から呼びかけた直後に拳銃を5発撃ち、内2, 3発が胸に命中した (他は肩) 。ハウスの警備員がすぐに駆けつけ拳銃を蹴り飛ばした。銃撃した後もチャップマンは現場に止（とど）まり付近をうろついたり『ライ麦畑でつかまえて』を読んだりしている間に警官が到着してチャップマンを逮捕。 ジョン・レノンの容態は急を要したため救急車を待たず、駆けつけたパトカーの後部シートに乗せられ、近くのルーズヴェルト病院（英語版）に搬送されたが、出血多量による死亡が23時ごろ確認されている。
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