射法による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:19 UTC 版)
エドワード・モースとマックス・エーンスは古今東西の弓矢を5つに分類した上で、これらを大きくは3つに大別した。 地中海式 アーチェリーなど三つの指で弦を引いて射る弓。ただし、変形の方式として人差し指と中指の二つの指を用いる射法もある。地中海式の弓の射法では弦上の保持部分に時計回りの回転力が加わるため矢は弓の左側に保持する。 ピンチ式 矢筈をつまんで射る弓。ピンチ式の弓の射法では回転力は加わりにくいが、指を弦にからめる射法もあり、その場合は弦上の保持部分に時計回りの回転力が加わる。 蒙古式 弦を親指の関節部分に掛けて射る弓。蒙古式の弓の射法では弦上の保持部分に反時計回りの回転力が加わるため矢は弓の右側に保持する。親指の保護のため蒙古式の弓を用いる多くの地域でリング状の保護具を用いる。日本の和弓では手袋と弽(ゆがけ)で指を保護している。
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射法による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 02:10 UTC 版)
弓射は伝統的に、騎乗か徒立(非騎乗)かにより騎射と歩射に分けられてきた。また日置流誕生以降、歩射技術が様々に発展したが、その中でも江戸時代に隆盛した通し矢(堂射)は独自の発展を遂げた。様々な射法は「五射」(上述)に挙げられている。
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