実業界・企業等の反応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 03:24 UTC 版)
「クール・ビズ」の記事における「実業界・企業等の反応」の解説
2005年および2006年、トヨタ自動車は調達部門を通じ、取引先企業に対して来訪時のノー上着・ノーネクタイの徹底を文書で要請した。 当初、ネクタイ業界からは「売り上げの減少に繋がる」として批判の声が上がった。2010年、日本ネクタイ組合連合会は、環境大臣小沢鋭仁に、クールビズの廃止を陳情した。2018年6月、ネクタイの生産地として知られる山梨県富士吉田市の富士吉田商工会議所は、PR映像を公開し「クールビズ反対」を訴え、富士吉田市役所も賛同し、ネクタイ着用のまま業務している。 クールビズが提唱された当初、朝日新聞はクールビズを批判する内容のコラムや読者投稿を何度も紙面に掲載した。その主な内容は「みんなが軽装にするから自分もそれに合わせよう、という横並び思考は格好悪い」という理由によるものだった。 面接は季節に関係なくスーツとネクタイを着用することが常識とされていたが、近年では軽装で来社するよう呼び掛ける企業が多くなった。
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