宗谷臨時要塞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 07:22 UTC 版)
宗谷臨時要塞(そうやりんじようさい)とは、宗谷海峡の防備のため設置された大日本帝国陸軍の要塞である。
- ^ a b 満州事変以降、ますます悪化する国際情勢から、宗谷臨時要塞の築城が現実味を帯びてきたため、要塞に充当する火砲を準備することとなった。
- ^ a b ウラジオストクのソ連海軍力が増強されたため、万一戦争となれば、海上交通路を遮断される危険性が高まった。そこで、敵艦船の活動を阻止し海上交通の安全を確保するため、要塞の兵備に見直しが入った。
- ^ a b 「昭和十四年度 帝国陸軍 国土防衛計画」では、やむを得ずソ連と戦争する場合には、宗谷と室蘭に臨時要塞を建設すること、アメリカと戦争する場合には、まず中城湾・狩俣・船浮・根室・室蘭に臨時要塞を建築してから、宗谷臨時要塞を建築することとされた。
- ^ a b 砲台建設中に猛吹雪で設計図が行方不明となり、雪解け後に住民が発見し届けられたという裏話がある。
- ^ a b 現・稚内市緑1 稚内南小学校の位置
- ^ a b 現・稚内市こまどり2 国立療養所稚内病院の位置
- ^ 陸指機密第173号。
- ^ a b 編制第一日は、8月21日。
- ^ 秘匿のため、それまで試射が実施されていなかったため命中しなかった。
- ^ ※終戦により工事は未完成。
- ^ L-12・L-19。
[続きの解説]
「宗谷臨時要塞」の続きの解説一覧
- 1 宗谷臨時要塞とは
- 2 宗谷臨時要塞の概要
- 3 最終所属部隊
- 4 外部リンク
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