宗教的価値観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 07:54 UTC 版)
「2012年アメリカ合衆国大統領共和党予備選挙」の記事における「宗教的価値観」の解説
これは共和党の大統領候補を選ぶ際に毎回主要なテーマとして取り上げられることであり、今回も宗教保守層の支持を取り込もうと各候補が躍起になっている。人工妊娠中絶、避妊、同性婚、移民政策、家族のあり方などが挙げられ、強硬姿勢を示す候補ほど支持される。近年、宗教保守層の影響力はますます高まってきており、共和党予備選挙はかつてない「保守らしさ」を争う選挙になっている。 この点において、本命候補のロムニーがモルモン教徒であるという点が大きなネックとなっている。リベラル寄りのロムニーの政策に反対するティーパーティーを始めとする保守派は「アンチ・ロムニー運動」を展開。当初はバックマンやペリーを支援していたが、候補者の一本化の失敗により得票が分散する結果となった。この事態を受けて1月14日にキリスト教右派を中心とした保守系団体は、支持候補をリック・サントラムに一本化した。それでも、ニュート・ギングリッチ、ロン・ポールに一定の票が入っている。
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