完成品 / BTO / 自作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 08:18 UTC 版)
「ゲーミングPC」の記事における「完成品 / BTO / 自作」の解説
PC一般と同様に、ゲーミングPCでも、完成品、BTO 、自作 の3つの選択肢がある。 完成品 - メーカーやショップ側であらかじめ組み合わせや仕様が固定されているPC。一般に、型番が設定されて販売されている。メーカーの保証がある。 BTO(ビルド・トゥ・オーダー) - 販売店が用意しているパーツ群の中からユーザーが好みのものを選択・指定し、ショップ側で組み立て作業を行ってもらうPC。 自作PC - 自分でマザーボードやパーツを選択・購入し、自分で組み立てるPC。 完成品PCのメリットは、一般に、メーカー(やショップ)側があらかじめその構成で動作確認を行っており、メーカー(ショップ)による動作保証がつけられていることである。そのため、購入直後から動かない場合(初期不良)は交換や返品返金の対応などが可能である。また、保証書に書かれてある期間中ならさまざまな対応をしてもらえる可能性が高い。いくつかのオンラインゲームでは、PCメーカーの協力により、そのゲームが快適に動作する構成の完成品PCを用意することもある。 BTOは、いわばオーダーメイドのPCであり、完成品PCと自作PCの中間的な製品である。自分で組み立てるのは避けたいものの、パーツの取捨選択をしたい場合に好適な方法である。BTOでは重要なパーツには良いものを選び、不要なパーツを外すことができる。メーカー(ショップ)に対して動作する構成で注文するため、自分で選んだ場合に発生するパーツの規格が合わないトラブルが発生することはない。そのため、初心者でも一定水準のゲーミングPCを手に入れることが可能となっている。 自作パソコンは、自由度が高い方法である。しかし、自作PCのパーツ類や相性に関する知識が必要となる。作成するのが初心者の場合は判断を誤りさまざまなトラブルが発生することがある。例としては組み立てることができない、組み立ててたPCがまったく動作しない、短時間なら動くが長時間使用では熱暴走が起きる、などである。また、ショップなどで購入した場合と異なり、PC全体の完成品としての動作保証はない。
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