完成型と組合型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 12:14 UTC 版)
字母を組み合わせて作られる文字の理論上の組み合わせは11,172文字だが、実際に使用されるのはその半分以下である(1987年に韓国の国家標準となったコンピュータ用の文字セット(KS完成型、KS C 5601-1987)には日常の99%が表記できる範囲として2,350字しか含まれなかった)。なお、1994-1995年ごろまでは11,172文字全部を表現できる文字セット(組合型、johab)が圧倒的に多く使われていたが、Windows 95でKS完成型を拡張した文字セット(拡張完成型、UHC (Unified Hangul Code))を採用し、後のWindowsにも使用されたため、現在は組合型文字セットはほとんど使われていない。なお、Windows NT系ではUnicode 2.0(KS C 5700、現:KS X 1005-1)以降をサポートしている。
※この「完成型と組合型」の解説は、「ハングル」の解説の一部です。
「完成型と組合型」を含む「ハングル」の記事については、「ハングル」の概要を参照ください。
- 完成型と組合型のページへのリンク