守原家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:20 UTC 版)
守原長康(もりはら ながやす) 守原家現当主(療養中)。芸事が好きで、病魔に冒された後も芝居見物を止めなかったほどである。英康・定康の叛乱を感じてか、草浪へ色々なアドバイスを施す。皇都内乱終結直前に病気により死亡。 守原英康(もりはら ひでやす) 長康の弟で当主代行、陸軍大将。〈帝国〉軍来寇時、北領鎮台司令長官。定康の本当の父(不義による)でもある。非常に貴族的な思想の持ち主で、北領撤退による恥辱を駒城(新城)にかかされたと思い、定康・草浪と共に皇都内乱を企てるが、内乱終結直前に草浪の手によって射殺される。 守原定康(もりはら さだやす) 長康の長男、陸軍少将。自身が英康の不義の子という事を知っており、かなり屈折した性格を持つ。北領撤退時には余り将としての片鱗は無かったが、内乱時に頭角をあらわして草浪を苦悩させた。内乱後軟禁される。 宵待松実(よいまち まつみ) 定康の個人副官。両性具有者。 草浪道鉦(くさなみ みちかね) 守原家の家臣、陸軍中佐。小さいながらも将家の長。守原長康への忠義と〈皇国〉軍人としての義務、また守原家(長康)への義理の狭間で苦悩する有能な軍人。守原家の陪臣としながらも長康に可愛がれ、重用されるが、妻の明野が英康の妾だったという過去を持ち、皇都内乱のシナリオを組み立てながらも英康への忠義には欠くという難しい立場に立っていた。新城の実力を認めその能力に期待しつつ、同時に危険な人物であると認識している。 皇都内乱終結直前の長康死亡により守原家への忠義を失った彼は内乱の首謀者である英康らを長康からの授かった銃で射殺する。 明野(あきの) 草浪の妻。元々売春宿の女にして英康の妾。草浪の求婚による長康の手回しで傾きかけた将家の養女なったのち草浪と結ばれる。
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