学年章・クラス章の地域性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/12 06:07 UTC 版)
公立中学校においては、学年章・クラス章の装着規定が全国に広く分布している。 しかし、高等学校では、校則で文字表示の学年章・クラス章の装着を義務付けている学校に、かなり地域的特性がある。文字式の学年(およびクラス章)装着義務のある高校は、北東北、東海、中国、四国、九州などに比較的多い。とくに、北東北には、襟文字の学年・組分離式クラス章装着を規定している高校が多く存在する。北海道、南東北、関東、甲信越、北陸、近畿地区の公立高校では、襟文字式学年章の装着規定が比較的少ない。むろん例外は存在し、関東では、千葉県や栃木県立の高校で襟文字式学年章装着が多く義務付けられている。関西で1は、 カトリックが設立主体の規律が厳しい学校で、襟文字の学年章着用が義務付けられている。たとえば、洛星、六甲、愛光、大阪星光学院などで、生徒は襟文字の学年章を詰襟に着装するという校則が存在する。 韓国では、1984年に学校の制服(男子は詰襟学生服)が日本植民地主義の残滓として全面的に廃止されるまで、多くの学校で生徒に日本と同じ白い襟文字式(ローマ数字)学年章装着を義務付けていた。その後、服装自由化に様々の問題が生じ、多くの学校でモデルチェンジの上再び制服が導入されたが、学年章は復活していない。
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