子連れ狼 三途の川の乳母車とは? わかりやすく解説

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子連れ狼 三途の川の乳母車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 13:06 UTC 版)

子連れ狼 > 子連れ狼 (若山富三郎版) > 子連れ狼 三途の川の乳母車
子連れ狼 三途の川の乳母車
Lone Wolf and Cub: Baby Cart at the River Styx
監督 三隅研次
脚本 小池一雄
小島剛夕
製作 勝新太郎
松原久晴
出演者 若山富三郎
松尾嘉代
大木実
音楽 桜井英顕
撮影 牧浦地志
編集 谷口登司夫
製作会社 勝プロダクション
配給 東宝
公開 1972年4月22日
上映時間 85分
製作国 日本
言語 日本語
配給収入 2億5403万円
(1972年邦画配給収入9位)
前作 子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
次作 子連れ狼 死に風に向う乳母車
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子連れ狼 三途の川の乳母車』(こづれおおかみ さんずのかわのうばぐるま)は、1972年4月22日公開の日本映画勝プロダクション製作、若山富三郎主演の映画版『子連れ狼』の第2作。第1作『子を貸し腕貸しつかまつる』のヒットにより、前作と同じく勝プロダクションで製作、東宝配給で1972年ゴールデンウィーク興行を担った[1]

あらすじ

冥府魔道に堕ち、一殺五百両の刺客道を歩む拝一刀とその子・大五郎。一方、明石柳生の女当主・鞘香は公儀探索人・黒鍬衆の頭である小角と謀り一刀親子の命を狙っていた。鞘香は女武芸者の集団である別式女たちを送り込み、小角率いる黒鍬衆も一刀親子に襲い掛かる。

辛くも別式女・黒鍬を全滅させた一刀は四国・阿波藩より刺客依頼を受けた。「阿波藩の存亡の鍵を握る男が江戸へ護送される。その男を斬って頂きたい。」しかしその護送には『弁天来』と呼ばれ怖れられる凄腕の公儀護送人・左弁馬、天馬、来馬の三兄弟がついていた。

依頼を果たすべく、刺客・子連れ狼は砂丘で弁天来一行を待ち受ける。

スタッフ

出演者

製作

脚本

小池一雄は「映画屋さんではとうてい思いつかない殺陣を随所に盛り込んだ。これぞ劇画映画の決定版」と述べた[1]

撮影

クライマックスの決闘シーンのロケは、1972年3月13、14日に静岡県浜松市中田島砂丘で行われた[1]。劇画タッチを出すため、若山はトランポリンを使って空中を飛んだ[1]

同時上映

『新兵隊やくざ 火線』

  • 主演:勝新太郎/脚本:増村保造・東条正年/監督:増村保造
    • 第1作に引き続き若山の弟・勝主演作との二本立て[1]

関連項目

外部リンク


  1. ^ a b c d e 「空とぶ若山富三郎 "子連れ狼"第2作浜松でロケ」『スポーツニッポン』スポーツニッポン新聞社、1972年3月15日、14面。




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