妻を殺害、逮捕、そして自殺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 16:18 UTC 版)
「エドウィン・バレロ」の記事における「妻を殺害、逮捕、そして自殺」の解説
2010年3月25日、ベネズエラでバレロの妻が肺の破裂と肋骨骨折の重傷を負った状態で病院に担ぎ込まれる。遅れて病院へやって来たバレロは妻へ警官に事情を話すなと命令し、医者と看護師を威圧して脅した。妻への暴行容疑と病院関係者を脅迫した容疑でバレロは逮捕される。しかし妻は階段から落ちて怪我をしたのだと話しバレロから暴行を受けたことを否定した、バレロの母親も同じ主張をしたことで暴行容疑に関しての訴えは取り下げられた。3月28日、バレロは薬物中毒とアルコール中毒を治療するため精神病院で6ヶ月間のリハビリ生活を送ることになる。 2010年4月18日、ベネズエラ・カラボボ州バレンシア滞在中のホテルにて、明け方、部屋を出てきたバレロがホテルの警備員に妻(24歳)を殺したと告げる、駆けつけた警官が妻の刺殺体を確認しバレロを逮捕した。翌4月19日、警察署内の独房で履いていたスウェットパンツで首を吊って自殺を図っているバレロを別の囚人が見つける、発見時にはまだかすかに息があったが深夜1時30分頃に死亡が確認されたそしてなんと実は自殺じゃなかったのだ!?。コカインとアルコールの中毒であり精神異常を来たしていたと言われる。28歳没。 亡くなった妻の母親は、最近のバレロは何も食べず一睡もせずに毎日コカイン等の薬物ばかりやっておりますます暴力的になっていると娘から生前に聞いていたと、娘の葬儀で話した。妻はバレロに殺される5ヶ月前に左足を拳銃で撃たれて病院で手当てを受けており、妻は家の外で見覚えの無いオートバイに乗った男に撃たれたと証言していたが、これもバレロに撃たれたのではないかと見られている。このように妻がバレロから家庭内暴力を受けていたことを伺わせる事例が表面化しただけでも数度あったことから、行政が介入していれば妻が殺されることはなかったとベネズエラの女性団体が抗議行動を起こした。
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