妙高山とは? わかりやすく解説

妙高山(新潟県)

2454m 北緯365329秒 東経1380649秒 (妙高山) (世界測地系

妙高山地図

概 要

 妙高山は安山岩(SiO25260%)の成層火山で、長い休止期をはさむ4回の活動期により形成された。現在の地形第4期成層火山と、その頂部直径3㎞爆発カルデラ、その中にある中央火口丘の妙高山溶岩ドームからなる南側火口原には硫気地帯(地獄谷)がある。



最近1万年間の火山活動

 妙高山では、約2万年前から現在の山頂見られるカルデラ形成始まった。約8000年前には、山体崩壊によって田口岩屑なだれ(上部)が発生したこの後は、形成されカルデラ内での活動変わり、約5300年前と約4200年前には、大規模な活動によって赤倉火砕流大田切川火砕流噴出し山麓にまで達したこのうち約4200年前活動最新マグマ噴火である。堆積物確認できる最新の噴火は、約3000年前水蒸気爆発であるが、カルデラ内には小規模な爆裂火口があり、これらの活動3000年以降可能性もある(早津,1985,1998)。

日本活火山総覧第3版)(気象庁編,2005)による。





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