女鳥羽中学校いじめ追放宣言
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「松本市立女鳥羽中学校」の記事における「女鳥羽中学校いじめ追放宣言」の解説
この宣言は第69期の生徒会を中心に考案し、発表した。年に2回ほど全校でいじめ追放集会を開き、宣言を読み合わせすることでいじめへの意識を深める。 全文は下の通り。 女鳥羽中学校いじめ追放宣言 前文 私たち女鳥羽中学校の生徒は、いじめをなくすために一人一人が相手の気持ちを考えて行動します。そして、いじめを「しない」「させない」「許さない」ことを徹底し、一人一人の個性を生かして、のびのびと生活できる学校をめざして、ここに「女鳥羽中学校いじめ追放宣言」を定めます。 第1条 私たちは、次のようなことをいじめとします。 ①そのような思いがなくても、相手がいじめだと思ったり、周りから見ていじめだと思われたりしたら、それはいじめです。 ②大勢で相手を無視したり、人権を侵害する言葉(きもい・うざい・死ね・嫌なあだ名等)を使ったりしたら、それはいじめです。 ③相手に対して、一方的に暴力を振るったら、それはいじめです。 第2条 私たちは、いじめの加害者とならないために、次のことを誓います。 ①相手の気持ちを考えた生活をします。 ②大勢で相手を無視したり、人権を侵害する言葉(きもい・うざい・死ね・嫌なあだ名等)を、ネットの中も含めて使いません。 ③けったり、たたいたりして、相手の体や心を傷つける行為はしません。 第3条 私たちは、いじめを見つけたら見て見ぬふりはせず、次の行動をとることを誓います。 ①いじめる側に加わらず、勇気を出して注意をしたり、やめさせたりします。 ②先生や信じられる友達などに相談をします。 ③いじめられている人の話を聞いて、寄り添います。 第4条 私たちは、もしいじめにあったら、一人で抱え込まず、次のことを努力します。 ①親や先生、友達など、自分のことを大切にしてくれる人に相談します。 ②いじめアンケートやあゆみなどに書いて、先生に伝えます。 ③強い心を持ち、相手に自分の気持ちを伝えたり、あきらめずに解決策を考えたりします。 第5条 誰もが安心して気持ちよく生活できる学校にするために、次のことを誓います。 ①相手の立場に立って、嫌だと思うことは、言いません・しません。 ②相手を悲しませることをしてしまったら、素直に自分から謝ります。 ③日頃から、一つ一つの自分の行動に責任を持ちます。 ④互いに尊重しあい、困っている人がいたら、全員で助けます。 ⑤年に2度集会を開き、いじめに対する意識を全校で共有します。 令和元年十二月二十三日 第六十九期 女鳥羽中学校生徒会
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