奈曽の白瀑谷とは? わかりやすく解説

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奈曽の白瀑谷

名称: 奈曽の白瀑谷
ふりがな なそのしらたきだに
種別 名勝
種別2:
都道府県 秋田県
市区町村 にかほ市象潟町
管理団体 にかほ市(昭7・519)
指定年月日 1932.03.25(昭和7.03.25)
指定基準 名6,名11
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: 鳥海山雄姿ヲ望ムヘキ金峯神ノ境内ヲ含メル奈曽川上流溪谷ナリ輝石安山岩熔岩絶壁ヲ成シ白瀑其間ニ懸ル高サ約二十メートル落口ノ幅約十一メートル水量豊富ナリ神社境内ト瀑ノ周辺トニハ共ニ老杉ノ蔚タルモノ多ク就中背比ハ其名著シ瀑下ノ潭ハ深クシテ廣ク溪谷ハモト瀑布後退ニ因テ生ジタルモノニ係リ兩岸絶壁嶮峻ニシテ樹木其ノ間ニ密生水流岩石点在ノ中ヲ奔盪シテ壯觀ヲ呈ス上ニ高原名山トヲ望ミ下ニ瀑布溪谷トヲ見ル地域甚タ大ナラサルモ景觀雄大ナリ
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名勝:  天赦園  天都山  天龍峡  奈曽の白瀑谷  奈良公園  奥津渓  妙国寺庭園

奈曽の白滝

(奈曽の白瀑谷 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 05:26 UTC 版)

奈曽の白滝
所在地 秋田県にかほ市
位置 座標: 北緯39度10分53.2秒 東経139度56分35.7秒 / 北緯39.181444度 東経139.943250度 / 39.181444; 139.943250
落差 26 m
滝幅 11 m
水系 奈曽川
プロジェクト 地形
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奈曽の白滝(なそのしらたき)は、秋田県にかほ市にあり、すぐ近くには金峰神社がある。標高は150メートル。落差は26メートル。滝幅は11メートル。直瀑。

概要

2236メートルの鳥海山から流れる奈曽川にある滝で、一帯は鳥海国定公園である。10万年以上の小滝溶岩からなり、周辺は鳥海山へと登る人たちが泊まる宿坊集落であった。

すぐ近くには平安時代からの文化財を数多く収蔵する金峰神社があり、同神社の境内を通過して長い石段を下っていくと、うっそうと茂る木々に囲まれた滝の全容が目に出来る。社殿の南側には奈曽川にかけられた長さ75メートルのねがい橋という吊り橋があり、対岸の遊歩道を経て滝の上流側に至る。

1932年に「奈曽の白瀑谷」として国の名勝に指定され、1950年には新日本観光地百選の1つに選ばれている。

アクセス

関連項目

参考文献

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