太陽の城竣工
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1979年(昭和54年)5月1日、明大寺本町1丁目の殿橋付近に青少年センターと児童センターの複合施設である「太陽の城」がオープンした。年金積立金還元融資事業として建てられ、ヨーロッパの古城を思わせる外見は当時では画期的であった。 詳細は「太陽の城」を参照 2003年(平成15年)2月、「太陽の城」と同じブロックの南東角の旧岡崎税務署施設の改修工事が着工。同年7月8日から「岡崎市教育文化館」として供用開始。教育文化館の総事業費は土地建物購入費を含め、6億1,970万円であった。 2010年(平成22年)、市は、上地3丁目にある「アイプラザ」を愛知県から無償で譲り受け、2011年(平成23年)8月2日、「岡崎市総合学習センター」の名称で再整備した。これに伴い、同年の9月議会定例会で教育文化館と太陽の城の廃止が決まった。 2012年(平成24年)3月31日、太陽の城は閉館。 同年6月4日、市は、教育文化館と太陽の城の跡地に300人以上のコンベンション機能を有した都市型ホテルを誘致する計画を明らかにした。対象の土地約8,710m2のうち、売却面積は約7,800m2とされた。太陽の城の解体工事は8月中旬以降から始まった。9月、市は跡地周辺を工業地域から商業地域に用途変更した。 同年9月24日に開いた説明会には4事業者が参加した。契約額は8億8,600万円以上で、公募型プロポーザル方式で選定することなどが開示された。ところが期限までに必要書類を提出した唯一の事業者から、同年11月26日に辞退の連絡が入った。 2014年(平成26年)8月末、旧教育文化館の北側に隣接する秀英予備校が閉校。閉校後、市は土地所有者の岡崎倉庫から土地を買い取った。
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