天文学の出来事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 14:56 UTC 版)
11千年紀以降(西暦10,001年)以降の天文学上極めて稀な出来事は以下の通りである。 日付 / 現在からの年数出来事 西暦10,663年8月20日 皆既日食と水星の太陽面通過が同時に起きる。 西暦11,268年8月25日 皆既日食と水星の太陽面通過が同時に起きる。 西暦11,575年2月28日 金環食と水星の太陽面通過が同時に起きる。 西暦13,425年9月17日 水星の太陽面通過と金星の太陽面通過がほぼ同時に起きる。 西暦13,727年 地球の歳差運動によりベガが北極星になる。 13,000年後 この時までに歳差運動によって地球の赤道傾斜角が反対になり、夏と冬が逆になる。これは地球の近日点が近づき、太陽からの遠日点が離れていくのと同様に、陸の割合が高い事で北半球の季節がより明確になる事を意味する。 西暦15,232年4月5日 皆既日食と金星の太陽面通過が同時に起きる。 西暦15,790年4月20日 金環食と水星の太陽面通過が同時に起きる。 14,000 - 17,000年後 地球の歳差運動によりカノープスが南極星になるが、天の南極から10°の範囲までしか近づかない。 西暦20,346年 りゅう座α星が北極星になる。 西暦27,800年 ポラリスが再び北極星になる。 27,000年後 地球の軌道離心率が0.00236になり、最小の値になる。(現在の離心率は0.01671) 西暦38,172年10月 太陽面通過の中で最も珍しい、海王星から見た天王星の太陽面通過が生じる[矛盾 ⇔ 天王星の太陽面通過 (海王星)]。 西暦69,163年3月 水星の太陽面通過と金星の太陽面通過が同時に起きる。 西暦70,000年 百武彗星 (C/1996 B2)が太陽から3410天文単位の遠日点を通った後、回帰へと転じる。 西暦224,504年4月 水星の太陽面通過が起きた後、金星の太陽面通過が起きる。 西暦571,741年 火星から見た地球の太陽面通過と、同じく火星から見た金星の太陽面通過が同時に起きる。 600万年後 彗星のC/1999 F1(英語版)は最も長い公転周期の彗星として知られているが、太陽から66,600天文単位(1.05光年)の遠日点を通った後、回帰へと転じる。
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