大首領と幹部たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 16:41 UTC 版)
「ラストマン (漫画)」の記事における「大首領と幹部たち」の解説
大首領ピースラブ LOVE&PEACEの最高幹部であり、逆田翔史雄、アルフォンヌとともにLOVE&PEACEを創設した三人の天才科学者の一人。マコトたちの前にも姿を見せることなく、謎に包まれた存在だが、物語の終盤で意外な正体が明らかになる。 逆田翔史雄(さかたとしお) 柄の悪そうな人相の男性。当初はLOVE&PEACEが東京本部でマコトらに「マコトのルーツ」とする映像を見せた際に、マコトの元の姿であるチンピラの男性と説明される。彼の姿を見て自分と深い関係があると直感したマコトはその説明を信じるが、それはLOVE&PEACEがマコトを懐柔するために詳細なプロフィールやキャラクターなどを設定した架空の人物であることが謎の女性・アルフォンヌから語られる。しかし、その後、ラストマン・マコトの前にカブトムシ型の怪人として現れ、マコトと同等または上回る能力を見せつけて去って行き、逆田翔史雄を実在の人物ではないと認識していたマコトを困惑させる。その正体はLOVE&PEACEの大幹部であり、LOVE&PEACEを創設した三人の天才科学者の一人である。また、マコトの前に現れた逆田翔史雄はクローン体であり、本体は意外な場所に意外な形で存在している。宿敵カブトムシ男 逆田翔史雄のクローン体が変身した黒いカブトムシの怪人。LOVE&PEACEがマコトに放った最強最後の刺客で、ラストマン・マコトと同等以上の力を持つが、真の使命はマコトの抹殺ではなく、マコトを絶体絶命にまで追い詰めることでラストマン・マコトにある重大な選択をさせることにあった。 ステファン・アルフォンヌ 眼鏡をかけた白衣姿の白人女性。LOVE&PEACEが東京本部でマコトらに「マコトのルーツ」とする映像を見せた際に、逆田翔史雄が変身した姿のひとつであるフランス人女性アルフォンヌとして紹介される。マコトは、彼女の姿に対しても自分と深い関係があることを直感する。その後、自らマコトたちの前に映像として現れ、マコトらが見せられた映像が創作された偽の情報であることを伝えて消える。その際に自身もLOVE&PEACEと深い関わりを持つことを暗示しながらも正体は明かさなかったが、彼女もまたLOVE&PEACEの大幹部であり、LOVE&PEACEを創設した三人の天才科学者の一人である。また、マコトたちの前に現れた映像の彼女は本人の人格をコンピューターに移植したものであり、本体は意外な場所に意外な形で存在している。 女幹部プロメテウス 渋谷に所在するLOVE&PEACE東京本部の最高幹部の女性。マコトを抹殺するため、クモ女やアレックスを送り込んだ。東京本部にやってきたマコトたちにLOVE&PEACEの存在意義やマコトの正体を説明した上で「母なる海」を使用するよう勧める。普段の姿はスーツに身を包んだ女性だが、正体はLOVE&PEACE東京本部の建物に擬態していた巨大怪人であり、マコトたちの前に現れていた等身大の女性や「母なる海」などの内部施設は体の一部である。最後は擬態を解いて「母なる海」と同じ成分を持つ自身の体にマコトたちを取り込もうとするが、同化した状態を逆手にとって内部から彼女を倒そうとするマコトとのせめぎ合いの果てに、敗北して絶頂を迎えると同時に爆散して死亡する。
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