大覚野峠
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大覚野峠(だいがくのとうげ)は、秋田県中央部、北秋田市と仙北市の境にある峠である。一級河川米代川水系阿仁川支流の繋沢と、一級河川雄物川水系玉川支流の桧木内川との分水嶺をなす。標高は583m。近接する国道105号の峠を指すこともあり、こちらは標高518m。峠には仙北方面から来た人々と阿仁方面から来た人々が互いに運んできた物資を交換する場所があり、米と野菜や毛皮などが交換された。炭や衣服その他の売買も行われた。
- ^ 新秋田叢書 第7巻 p.68 p.375
- ^ a b 「歴史の道調査報告XI 大覚野(阿仁)街道」、昭和61年、秋田県教育委員会
- ^ a b c d 『阿仁町史』p.400-405
- ^ a b c 『桧木内川流域誌 流れ葉』、柴田正蔵
- ^ a b 『阿仁発達史 下』、柴田藤蔵、1931年7月
- ^ 藤原優太郎『秋田の峠歩き』、無明舎出版、1987年、p.210
- ^ 『鷹巣町史 1集』p.415
- ^ 東北整備局/105号大覚野峠に新ルート建設/トンネル4本と6橋で構成 [2021年5月13日6面 ]
- ^ 阿仁町の伝承・民話(第一集)、昭和46年12月5日、阿仁町教育委員会
- ^ 『広報あきた』2012年9月1日
- ^ 赤倉地蔵の祠内の掲示
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