大神宮御正体
主名称: | 大神宮御正体 |
指定番号: | 2404 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1976.06.05(昭和51.06.05) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 工芸品 |
ト書: | 弘安十一年〈戊/子〉卯月二十一日、大神宮御本地云々の刻銘がある |
員数: | 1面 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 弘安11年(1288) |
検索年代: | |
解説文: | 白銅鋳成。大形の鏡で、表は錫鍍金を施し、裏は中央に蓮台上輪宝に独鈷杵を立て、その上に蓮台上に火焔宝珠付三面宝珠を飾り、薄肉で鋳出している。三面宝珠にはそれぞれ東・招・西の文字を刻し、また、裏面に銘文を刻している。この鏡は神仏習合を表わした御正体で、伊勢大神宮、太玉神、春日神をまつり、さらに三面宝珠の中に東・招・西の刻銘のあるのは、東大寺、唐招提寺、西大寺の舎利信仰との関連をあらわしたものであろう。鎌倉時代の特異な作例で、製作は精緻である。 |
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