大正座(1913-1938)
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「昭和劇場」の記事における「大正座(1913-1938)」の解説
1914年(大正3年)1月5日、西加茂郡挙母町(現・豊田市)の竹生町に建設された大正座で上棟式が行われ、6月10日に開場式が行われた。1920年(大正9年)11月6日から2日間は、大正座で大相撲が興行された。11月29日から3日間は大正座で恵比寿講芝居が興行され、連日にわたって木戸が締め切られる盛況だった。 昭和初期の挙母町に映画の常設館はなかったが、劇場は大正座に加えて宝集座もあった。神明町の宝集座は挙母劇場の前身である。この2つの芝居小屋は演劇や浪曲の合間に無声映画を上映していた。名古屋市で封切りされた映画が挙母町の劇場にかかるのは半年ほど後であり、その間にフィルムは傷だらけになっていた。1932年(昭和7年)の挙母町の電話帳によると、大正座の経営者は倉知鍬次郎興行部であり、所在地は挙母町大字挙母久保町12だった。
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