大森櫂名(おおもり かいな)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:08 UTC 版)
「9番目のムサシ」の記事における「大森櫂名(おおもり かいな)」の解説
「DUTY19:Ω-オメガ-II」のラストで高用・拓海と共に登場した「Ω」のメンバー。東郷グループの中心人物・東郷平四郎の孫息子。祖父と両親、妹がいる。IQ170で幼いころから天才だと誉めそやされ、要曰く「学校を休んでも単位が取れる」という3人組の一人で出席日数以外は心配がない模様。他の生徒を「箱(学校)」にしがみつくしかない奴らと見下していた。高用や拓海と共に元教頭の不正を暴いてクビに追い込んだり大学に潜り込んだりした。早い時期に篠塚を認めた浅見や要とは異なり、頑として彼女を否定して見返そうとするが、ジェットエンジンの設計図を狙う中東のテロ組織にハッキングが原因で目をつけられた際、篠塚の「痛い目に遭わせる」という目論見により恐怖を味わった末に彼女に救われる。「DUTY20:赤い要塞」でロシアン・マフィアに誘拐された妹のみちるを救われ、認めないながらも恋心と任務終了での篠塚との別れを受け入れた。その後、篠塚を捜す慎悟に出会い、追うこともなく別れた自分たちとは異なり、彼女を追い続けて放浪する慎悟に愕然となる。動揺して彼も「UB」の一員かと誤解しかけた。篠塚と慎悟の事情をイックに促された篠塚に聞き、浅見とは別の意味で怒った。イックの計画に協力する見返りに「UB」の外部組織としての採用を極秘で申し込み、慎悟と和解して完全復活した篠塚により正式に認定された。篠塚に似たNo.10に惹かれる浅見を案じている。No.10に的外れと知りつつ推論をぶつけて喧嘩を売り、浅見に「身代わりで恋をされたら迷惑だ」と叱責する。「DUTY23:白の里」の冒頭、イックに慎悟たちの居場所を聞いて会って来いと浅見に告げた。
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