大森杏子とは? わかりやすく解説

超アイドル伝説大森杏子

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 08:55 UTC 版)

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超アイドル伝説大森杏子(ちょうアイドルでんせつおおもりあんこ)は、Web制作会社のディヴァージュが企画したプロジェクト。「仙台発のバーチャルアイドル」、「2.5次元アイドル」として、メディアミックスだけではなく、マーケティングミックスとしても注目される[1]

概要

2014年4月にWebサイトが公開され[2][3]、「タレント事務所に所属しお仕事をこなすアイドル」として設定されており、Webサイト上で大森杏子とコラボするイベントや商品を検討する企業、ユーザーの募集を行っている[3]

2015年3月まで使用した[4]初代ロゴにおける「大森杏子」のデザイン文字が「大ホホホホアー」に見えるということで話題になり[5]、一時は「大森杏子」ではなく「大ホホホホアー」と呼ばれることの方が多いという事態にもなった[6]

大森杏子

公開されている大森杏子の設定に基づいて、以下に記す。

大森 杏子(おおもり あんこ、1984年8月8日 - )はバーチャルアイドル、アルバイター[7]。「永遠の17歳」を自称する[7]宮城県仙台市生まれ[1]

趣味はエゴサーチで、腹黒毒舌な面も持つ[7]。正統派アイドルとしても、ローラースケートで滑る、マメカラ(マイク付きカセットテープ再生機)を使用するといった「世代のズレ」を感じさせる[2]

朝日新聞社タカラトミーとコラボを行った実績もあるが、基本的には「崖っぷちアイドル」であり、どんな仕事でも引き受ける[7]。2017年末時点では30社以上とコラボを行っている[1]。2017年にコラボを行った拡張少女系トライナリーのように、大森の事務所側から営業をしかけることもある[8]

キャラクター

大森杏子(おおもり あんこ)
声 - 加隈亜衣
夏目リンネ(なつめ りんね/パイセン)
声 - 花守ゆみり
永遠に17歳の悪霊系アイドル。12月12日生まれ。
享年17歳。グリムの力で一般の人にも姿は見え触れることも可能。明るい性格で、負けず嫌い。
グリム
声 - 朴璐美
死神の男の子。うさぎは仮の姿で、地球上では「だっこちゃん人形」のフリをして身を潜めている。自分の設定をよく忘れ喋ったり動いたりする。
星奈なな(ほしな なな)
声 - 竹達彩奈
実家は裏社会で超有名な「星奈家」の令嬢で、幼い頃から親の稼業を手伝っている。表の世界で人と喋ったことがなく赤面症で極度の恥ずかしがり屋。7月7日生まれ。
百式百合(ひゃくしき ゆり)
声 - 三上枝織
未来からやってきた暗殺ロボ試作三号機。試作品で欠点もあり突然スリープモードに入ることも。
美玲(みれい/ジャーマネ)
声 - 井ノ上奈々
タレント事務所ディヴァージュのマネージャー。6月6日生まれ。
加賀美きらら(かがみ きらら)
声 -
ティーン雑誌でも超人気の子役タレント。5月5日生まれ。
業界慣れしており長い物には巻かれろタイプ。本能でマウンティングを行い下の者にはとにかく冷たい。勿論下の大森杏子には冷たく事務所内で唯一おばさん扱いする。
大森きなこ(おおもり きなこ)
声 - 高田憂希
大森杏子の実の妹で年齢は姉の数こ下。11月11日生まれ。
引きこもりで、自宅ではパソコンばかりやっている。普段家から一歩も出ないため格好を気にせず露出の高い服を好む。
宮城恋(みやぎ れん/美人ストーカーちゃん)
声 - 安野希世乃
普段は黒いフードを深く被り腰には変身ベルトを着用。オタク活動が心の支えで、大森杏子の熱狂的ファンである。4月4日生まれ。

クラウドファンディング

CAMPFIRE上のクラウドファンディングによりたびたび資金を集めている[9]

公式スタンプ画像

2016年5月開始、目標35万円に対し147万円を集め、LINE公式スタンプの製作が行われた[1]

伝説のアイドルを目指す

2016年7月開始、目標150万円に対し293万円を集め、公式新規イラスト製作、新ボイス収録、公式アイドル貸出衣装製作を行った[1]

アニメ化

2017年7月開始、目標380万円に対し1028万円を集め、福島ガイナックス(現ガイナ)の手によるショートアニメが制作された。[1][2][7][10] 現在はこちらでPVが見られる。

痛車化

2018年1月開始、目標130万円に対し238万円を集め、「Netz Cup Vitz Race 関西シリーズ2018」に参戦する大森杏子Racingの痛車ラッピングを行い活動資金に充てている。

2018年7月開始、目標280万円に対し454万円を集め、IOSYSの提供による歌の制作が決定した。

出典

  1. ^ a b c d e f 秋元康も参入!話題の2.5次元アイドルの概要、活動、代表作は?”. HOW MATCH (2018年1月2日). 2018年11月1日閲覧。
  2. ^ a b c haruYasy (2017年7月31日). “自称17歳アイドル(4年目)の挑戦!萌えキャラ「大森杏子」CFアニメ化が決定、制作は福島ガイナックス”. ウレぴあ総研. 2018年10月31日閲覧。
  3. ^ a b 2.5次元を標榜する謎のアイドルキャラ(?)「大森杏子」誕生 年齢設定が誰得”. ねとらぼ (2014年4月17日). 2018年10月31日閲覧。
  4. ^ ankoomoriの2015年3月25日18:12のツイート2020年5月1日閲覧。
  5. ^ 超アイドル伝説・大森杏子のロゴデザインが他の文字に見えると話題→腹筋崩壊者続出の模様”. Togetter. 2020年4月24日閲覧。
  6. ^ ankoomoriの2015年3月25日19:18のツイート2020年1月28日閲覧。
  7. ^ a b c d e アラサーだけどかわいいぞ! 2.5次元アイドル「大森杏子」がアニメ化クラファン開始”. ねとらぼ (2017年7月22日). 2018年10月31日閲覧。
  8. ^ 予想外と危機感と営業努力と――「拡張少女系トライナリー」の土屋 暁氏に,配信開始からTGSまでの約5か月を振り返ってもらった”. 4Gamer.net (2017年10月5日). 2018年11月1日閲覧。
  9. ^ Omori Anko プロジェクトオーナー CAMPFIRE
  10. ^ 株式会社福島ガイナ」『株式会社福島ガイナ』。2018年10月31日閲覧。

外部リンク


大森杏子

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超アイドル伝説大森杏子」の記事における「大森杏子」の解説

公開されている大森杏子の設定基づいて、以下に記す。 大森 杏子(おおもり あんこ、1984年8月8日 - )はバーチャルアイドルアルバイター。「永遠の17歳」を自称する宮城県仙台市生まれ趣味エゴサーチで、腹黒毒舌な面も持つ。正統派アイドルとしても、ローラースケートで滑る、マメカラ(マイク付きカセットテープ再生機)を使用するといった「世代ズレ」を感じさせる朝日新聞社タカラトミーコラボ行った実績もあるが、基本的には「崖っぷちアイドル」であり、どんな仕事でも引き受ける。2017年時点では30社以上とコラボ行っている。2017年コラボ行った拡張少女系トライナリーのように、大森事務所側から営業をしかけることもある。

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