大曾根辰夫監督
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「忠臣蔵 花の巻・雪の巻」の記事における「大曾根辰夫監督」の解説
大曾根辰夫監督は、古くは衣笠貞之助監督の下で『忠臣蔵 赤穂京の巻 江戸の巻』で監督補助を務め、その後も松竹一筋に時代劇を中心に作品を作った。この1954年『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』の3年後の1957年に『大忠臣蔵』、そして1962年にはその続編『義士始末記』を作り、この他に戦前は坂東好太郎で『月形半平太』『雪之丞変化闇太郎懺悔』、戦後は阪東妻三郎の『あばれ獅子』、嵐寛寿郎の『鞍馬天狗』シリーズ、市川右太衛門の『旗本退屈男 江戸城罷り通る』、美空ひばりの『ひばり姫初雲道中』『七変化狸御殿』、高田幸吉の『歌う弥次喜多黄金道中』などの多彩なスター映画でメガホンを取り、1953年には松竹創立30周年記念映画『花の生涯 彦根編・江戸編』も監督して松竹時代劇を代表する映画監督である。資料によっては「大曽根辰保」「大曾根辰雄」とも記されている。
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