大復活祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/22 04:40 UTC 版)
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『大復活祭』(だいふっかつさい)は、みなぎ得一による日本の漫画作品。『Comic Gum』(ワニブックス)にて連載された。単行本は全1巻。
あらすじ
様々な異界・魔界が召喚され、神・妖怪・悪魔・怪獣などが同時に存在する世界。
人民登録をしていない「鵼(ヌエ)」の須美津・義鷹は、「中央」政府の幹部・天宇受賣命に、「廃棄王」と名乗る大太解体魔人の1体・骨の鬼の討伐を依頼される。
同時期、鎮伏屋の修羅道・梅夜、真武・沙叉、上池田・美奈歩、ボーイズ・レオニドヴィッチ・パステルナーク、そして倉雲・化光も、「中央」都市「諸国民の都」において、様々な怪事件に巻き込まれていた。
それぞれの事件が絡み合い、集束していく中、「廃棄王」がその姿と目的を露にして行く。
解説
作者の他作品とクロスオーバーしており、その作品群の中で「大召喚」後を描いた、初の連載作品である。
後の連載作品『足洗邸の住人たち。』で描かれる大太テロ事件(単行本第4巻から第7巻)と同時期に、「秀真國」の「諸国民の都」での出来事を描いている。
『足洗邸』にて義鷹が福太郎に、絵の代金として払った1億円を入手するなど、同作品と密接に関わっている。
登場人物
単行本
全1巻が発売中。一度絶版になっており、装丁や内容を一部変更した新版が出版された。
- 1999年1月25日発売 ISBN 978-4847032875
大復活祭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 17:26 UTC 版)
「みなぎ得一作品の登場人物」の記事における「大復活祭」の解説
ブランヴィリエ 金髪をツインテールにした少女。 ジャン・ボダンの妹(劇中の様子から、単なるパートナーである可能性がある)。沙叉と飴の取り合いをして以来、因縁がある。十三太保の死後、完膚なきまでに敗北したジャンをあっさりと見捨てる。その狡猾さを認められてか、グラーシャ・ラボラスに目をつけられ、アバドンの魔武具を差し出されて選択を迫られている。 レイピアによる二刀流剣術「滅法流」の使い手。 グラーシャ・ラボラス 美奈歩曰く「冗談のよう」な風貌をした謎の男。具体的には、スーツとシルクハットを被り、モノクルをつけた、目だけが大きい毛むくじゃらの生物、といった風。本人は人間に似せているらしい。 魔武具(アバドン)シリーズを持ち歩き、力のあるものに武具を与えている。 普段は犬の頭を持つ三人の亜人の姿をとり、人気テレビ番組の撮影隊として活動。撮影が始まるなどすると、三位一体となって前述の姿に変身する。モノクルはカメラの代わりとしても機能する。 平和党三兄弟 女の子の連れた犬に、「うるさい」と因縁をつけていたダイナミックな外見の三兄弟。非常に犬嫌いらしいが、それも過去に犬小屋の犬を挑発して噛まれたがため、という自業自得な理由。 通りがかりの美奈歩の手で三人まとめて一蹴される。 その仕返しに美奈歩のバイクに細工を施す。一応は鎮伏屋のはしくれで、「ベヘモットG」が現れた際には招集された中にいた。
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