大学棋戦
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「将棋のアマチュア棋戦」の記事における「大学棋戦」の解説
全国を地区別のブロックに分けて個人戦と団体戦がそれぞれ年2期、春と秋に行われている。その中で成績の優秀な選手、または大学が全国大会に進出する。 現在は北海道・東北・関東・北信越・中部・関西・中四国・九州の8地区に分けられている。 全日本学生将棋名人戦 「大学将棋」の一つ。全日本学生将棋連盟主催、日本将棋連盟・朝日新聞社後援。 春季個人戦を勝ち抜いた各地区の代表32名でトーナメント戦を行う。優勝者は朝日杯将棋オープン戦の出場資格を得る。 全日本学生将棋十傑戦(学生王将戦) 「大学将棋」の一つ。日本将棋連盟、全日本学生将棋連盟主催。 秋季個人戦を勝ち抜いた代表16名により争われる。まず4人ずつ4組に分かれて予選(2勝勝ち抜け)を行い、通過した8人で本戦トーナメントを行う。決勝戦以外の敗者は順位決定戦を行い、1位から8位まで順位を決定する。また本戦に進めなかった選手の中でもトーナメント戦が行われ、優勝者が9位、準優勝者が10位となる。 富士通杯争奪全国大学対抗将棋大会 「大学将棋」の一つ。全日本学生将棋連盟主催、富士通株式会社協賛。 全国8地区の春季団体戦優勝校に関東・関西両地区の準優勝校を加えた10校で争われる。5人制の団体戦で、チームには8人まで選手を登録可能。 2009年(第5回)までは毎日新聞社が協賛していたことから大会名に毎日杯を冠していたが、2010年(第6回)より富士通杯へ変更となった。 全日本学生将棋団体対抗戦(学生王座戦) 「大学棋戦」の一つ。全日本学生将棋連盟主催、日本将棋連盟・朝日新聞社後援。 全国8地区の秋季団体戦優勝校と関東・関西両地区で行われる選抜トーナメント(優勝校以外の成績上位校が参加)の優勝校を加えた10校により争われる。7人制の団体戦で、登録可能な人数は14人。 ※なお、学生王将戦および学生王座戦は日本アマチュア将棋連盟も協賛のため、レーティング対象にはならないが、同連盟の公式HPにて一定期間、王将戦優勝者の顔写真および王座戦優勝大学の集合写真が掲載される。
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