大内宿の自然用水
●寄りみち |
ここ大内宿は江戸時代の宿場を今に残す、全国でも数少ない集落の一つ。 この大内宿を通る街道は、会津街道または南山通りと呼ばれ、城下町会津若松と栃木県今市を結ぶ。その昔、参勤交代の大名行列や数万俵の迴米などのほか、旅人なども通る交通要所だった。その会津西街道沿いに用水路があり、山からの自然水を取り入れ、生活用水として利用されてきた。 山間にひっそりとたたずむ大内宿は、昭和56年(1981)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、江戸時代の町並みが再現されている。 江戸時代から現代まで、大内宿の人々の生活を支えている自然用水の流れは、その町並みと共に旅びとを数百年前のタイムトリップに誘ってくれる。 |
列車・タクシー=JR会津若松駅から会津線で湯野上温泉駅まで約50分、タクシーで約10分。 |
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