大会の趣旨
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日ごろ取り組んでいるスポーツや文化活動の発表の場として、予選大会等を経た各都道府県代表の青年男女が集まり、4日間(11月上中旬の金曜~月曜)にわたり披露する。参加者の交流と友情を深め、平和な地域社会を創りだし、スポーツと文化の裾野を拡げることに重点を置いている。なお、2005年(平成17年)の第54回までの大会参加者数は延べ35万人。 第1回大会来賓の三笠宮崇仁親王は「日本が、もしかつて大陸に武力的に進出したような甘い夢がまださめやらずして、再び武装して外に出るようなことがあれば、これは第三次世界大戦の誘引になることを痛切に感ずる。なんといっても再び日本人が武装して国外に出ないことを、皆さんにはっきり持っていただきたい」と語った。その後も、平和への努力こそが若者の大会である青年大会の基本理念であることが、長きにわたって受け継がれている。 大会シンボルマークは、50年以上受け継がれている伝統あるもの。 大会の統一テーマ「友愛と共励」は、第30回に設定された。 大会イメージソング「現在(いま)から…ここから」は、宮崎市青年団協議会が作詞、同協議会元会長の戸髙正博が作曲・編曲。第50回大会記念企画として公募され、その中から選ばれた。合唱競技の課題曲のひとつにもなっている。
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