大仏殿の架構構造とは? わかりやすく解説

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大仏殿の架構構造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 10:10 UTC 版)

京の大仏」の記事における「大仏殿の架構構造」の解説

初代2代目大仏殿では架構構造については、貫を多用する大仏様採用している。その根拠は、初代大仏殿は『愚子見記』の「京東大仏殿慶長三年の造リハ古奈良(重源再建した2代目東大寺大仏殿)ノ造也」の記述2代目大仏殿は『愚子見記』の記述及び現存する中井指図よる。秀吉京都建立した世界最大木造建築 方広寺大仏殿復元』では、初代大仏殿復原案に対し地震対す構造計算(時刻応答解析)を行った結果掲載されており、その架構構造地震抵抗極めて有益であり、また慶長伏見地震直下型地震で、巨大建築物である大仏殿共振現象起きにくく(逆に小規模建築物ほど被害が大きい)、損壊免れたとする。2代目大仏殿寛文近江・若狭地震遭うが、こちらも損壊免れている。ただし先述のように、両地震大仏(初代2代目)自体はいずれ損壊して、取り壊されている。

※この「大仏殿の架構構造」の解説は、「京の大仏」の解説の一部です。
「大仏殿の架構構造」を含む「京の大仏」の記事については、「京の大仏」の概要を参照ください。

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