声調符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 07:26 UTC 版)
声調符号は仮名の右側に書き添える。 広東語仮名では6種類の声調を表現可能であるが、このうち去声は四県腔(中国語版)に特徴的なものである。 番号調類常音鼻音《廣東語辭典》における声調解説の中国語訳推測される調値白話字客語拼音(中国語版)例字1 上平 近似廈門音之下平而音頭稍高 [*˨˦] [*24] â aˊ 蜂 2 下平 與廈門音下去相同 [*˧˧] [*33] à aˇ 蓬 3 上声 始中調、緩低、尾微弱 [*˧˩] [*31] á aˋ 捧 4 去声 與廈門音之上聲同 [*˥˧] [*53] a a 縫 5 上入 與廈門音之下入同 [*˥] [*5] a aˋ 伏 6 下入 與廈門音之上入同 [*˨] [*2] a̍ a 僕 広東語仮名の声調符号は12種類存在するが、これは台湾語仮名のものよりも少なく、なおかつ対応する調類も異なるものである。 四県腔と海陸腔(中国語版)には鼻母音が存在しないが、[m] [n] [ŋ]の3種類の鼻音で始まる音節において台湾語仮名で鼻音に用いる声調符号を使用する必要がある。
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