塑造三尊仏像残欠
主名称: | 塑造三尊仏像残欠 |
指定番号: | 3307 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1975.06.12(昭和50.06.12) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 3躯 |
時代区分: | 奈良 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 中尊は等身の坐像、両脇侍はやや小ぶりに作られた三尊一具の像かと思われ、いずれも十字に組んだ心木(榧材か)に藁繩を巻き、藁〓混りの中土を盛り上げて、さらに紙〓及び雲母入りの仕上土で整形してつくる本格的な塑造技法になる。各像共かなりの損傷があり、特に中尊は表土を失って残欠と称すべき姿であるが、両脇侍立像二躯の肉身の自然なモデリング、端正に整えられた衣文には、奈良朝塑像の特色を明瞭に看取でき、この地方の文化の古さを物語る遺品としてその価値は高い。 |
彫刻: | 厨子入銀造阿弥陀如来立像 厨子入銅板押出阿弥陀三尊及僧形像 四天王立像銅造 塑造三尊仏像残欠 塑造吉祥天立像 塑造四天王立像 塑造如意輪観音坐像 |
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