堺市への幻の移転計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:28 UTC 版)
「福岡ソフトバンクホークス」の記事における「堺市への幻の移転計画」の解説
大阪球場は、1994年の関西国際空港開港に伴う難波地区の再開発計画の対象地域に指定されていたため、1990年を最後に閉鎖が決まった。親会社である南海電気鉄道は大阪球場に代わる新球場の建設を検討していたところ、大阪市に隣接する堺市が、当時の市長の意向で熱心に誘致を進めた。しかし、ダイエーへの球団譲渡と福岡市への本拠移転によって、この計画も幻となった。 大阪球場はその後、1989年・1990年の2年間だけ、近鉄バファローズが準本拠地として使ったのを最後に役目を終えた。暫定措置としてフィールド部を住宅展示場として使用した後、1998年に完全閉鎖。その後の再開発事業により、なんばパークスとなった。中百舌鳥球場も地元の草野球や少年野球などの一般利用向けに使われていたが、2001年に閉鎖され、跡地にはマンションが建設された。
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堺市への幻の移転計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 13:29 UTC 版)
「中百舌鳥球場」の記事における「堺市への幻の移転計画」の解説
南海の一軍本拠地だった大阪球場は、1994年の関西空港開港に合わせた球場周辺の再開発事業が行われることになり、1990年を最後に閉鎖・撤去されることが決まったが、これに付随して同球場に代わる南海の新たな本拠地球場の構想が取り沙汰された。 当時堺市長だった田中和夫は大のホークスファンであったこともあり、堺市に南海の本拠地を誘致する意向を表明。市内にある本球場もしくは堺市大浜公園野球場を改築して本拠地とする構想を明らかにした。また、改修の間は大阪市中央区の日本生命球場か同市住之江区で計画されていた野球場(現在の大阪市南港中央野球場)を暫定的に本拠地とすることも検討されていた。 しかし1988年、ホークスがダイエーへ譲渡され、本拠地を福岡に移転することが決まったことで、この計画は幻に終わった。詳細については福岡ソフトバンクホークス#堺市への幻の移転計画も合わせて参照。
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