垂直抗力とは? わかりやすく解説

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すいちょく‐こうりょく〔‐カウリヨク〕【垂直抗力】

読み方:すいちょくこうりょく

物体が面の上接触して力を及ぼすとき、その力に対す反作用として面に垂直な方向にはたらく抗力平方向にかかる力は摩擦力となる。


垂直抗力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 12:07 UTC 版)

垂直抗力(すいちょくこうりょく、英語: normal force[1]normal reaction[1])とは、物体が接触している他の物体や地面等の固体の面を押しているとき、その力の面に垂直な成分に対し、同じ大きさで反対向きの、固体の面が物体を押し返す。「流体による抗力」と区別が明確なときは単に抗力ともいう。


  1. ^ a b 文部省日本物理学会編『学術用語集 物理学編』培風館、1990年。ISBN 4-563-02195-4 


「垂直抗力」の続きの解説一覧

垂直抗力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 01:23 UTC 版)

摩擦」の記事における「垂直抗力」の解説

詳細は「垂直抗力」を参照 垂直抗力 N {\displaystyle N} とは、接触面どうしを互いに押し付ける力の合力定義される単純に水平面上に物体置いた場合には、垂直抗力の要素重力だけであり、 N = m g {\displaystyle N=mg} と表される。このとき摩擦力大きさ物体質量 m {\displaystyle m} 、重力加速度大きさ g {\displaystyle g} 、摩擦係数の積となる。摩擦係数質量体積無関係である。例えば、大きなアルミニウムの塊も小さなアルミニウムのかけらも摩擦係数変わらない。その一方摩擦力は垂直抗力を通じてブロック質量依存する物体水平面ではなく傾斜面に置くと、面に垂直な重力成分小さくなるため垂直抗力も小さくなるこのような場合、垂直抗力や摩擦力自由体図ベクトルを描くことで求められる物体に対して鉛直方向外力が加わる場合など、状況によっては重力以外の力も垂直抗力に寄与することもある。

※この「垂直抗力」の解説は、「摩擦」の解説の一部です。
「垂直抗力」を含む「摩擦」の記事については、「摩擦」の概要を参照ください。

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