垂直時間解像度補強信号(VT)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 21:58 UTC 版)
「ワイドクリアビジョン」の記事における「垂直時間解像度補強信号(VT)」の解説
NTSCは、飛越走査(インタレーススキャン)による表示方式を採用していた。飛越走査の場合、1フィールドあたりの走査線の本数は1フレームの半分となる。これに対し、EDTV-IIでは順次走査方式(プログレッシブスキャン)を採用している。NTSCとの互換性を保つ観点から1フィールドあたりの走査線の本数は変更できないため順次走査な素材を飛び越し走査に変換する際に失われる情報を垂直時間解像度補強信号として無画部に重畳し、受信機の側で合わせて補完することで実現した。
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