地震と断層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:21 UTC 版)
ブレバード断層と呼ばれるはっきりした断層がチャタフーチー川にほぼ並行して走っているが、最後に動いたのは先史時代のことだったので、活動していないと考えられ、地域にとって脅威ではない。それでも小さな地震が地域(およびジョージア州の全体)を時として震わせることがあった。最近で著名な地震は2003年4月に、アラバマ州北東部とジョージア州の州境をアラバマ側に越えた所を震源として起きた地震、マグニチュード4.6のものだった。午前4時頃に起きたので多くの人々が眠っており、何が起こったかも認識できないままに大した恐慌も起こさなかった。北アメリカの東部クラストは西部のものと比べて強力であり、東テネシー地震帯と呼ばれる地域で起きる同様な地震が広く感じられることが多い。1886年、サウスカロライナ州チャールストンで起きた地震は、アトランタやアメリカ合衆国南東部全体で感じられた。アラバマ州中央部やバージニア州西部でも被害が出た。2009年4月初旬にはイートントンに近い南東側でも2回の小さな地震が感じられた。ミズーリ州とテネシー州の州境に近いニューマドリッド地震帯や、1886年にマグニチュード7.3の地震を起こした地震帯は、現在でも中規模から大規模な地震を起こすことができると見られ、その場合はアトランタ都市圏の全体でも中規模から強い揺れを感じることが考えられる。
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