地理と生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 16:57 UTC 版)
東京都世田谷区三宿の東仲橋付近で北沢川と烏山川が合流して目黒川となり南東へ流れ、品川区の天王洲アイル駅付近で東京湾に注ぐ。 起点(北沢川と烏山川の合流点)から国道246号の大橋までの600m強の区間は暗渠化され、それと併せて地表部分には人工のせせらぎを抱いた緑道(目黒川緑道)が整備されており、カルガモやコイ、ザリガニなど様々な生物が住み着いている。大橋より下流は開渠となっている。 1995年(平成7年)以降、「清流復活事業」として、目黒川を流れる水の大部分は新宿区の東京都下水道局落合水再生センターで下水を高度処理したものを導いている。これにより水質が改善されてスミウキゴリなど魚類が増え、東京湾からマハゼやアユ、ボラが遡上するようになった。子供達によるイベント「いきもの発見隊」で採取された魚などは12種類(2017年時点)であった。 目黒区の辺りでは岸に桜並木があり、花見の時期には多くの見物客で賑わう。 下流部の地下には首都高速中央環状線の山手トンネルが建設された。 かつては品川橋から北方面に流れていた。北品川橋付近が河口であった。途中には品海橋が架かっていた。また、荏原神社の北側を蛇行して流れていたが、直線化された。
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