圏央道特別割引・連続利用割引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:50 UTC 版)
「首都圏中央連絡自動車道」の記事における「圏央道特別割引・連続利用割引」の解説
高速自動車国道より割高であったため、料金差・割高感を緩和し、環状道路として有効活用するために、以下のETC割引が2016年3月31日まで設定されていた。2007年(平成19年)8月に開始された社会実験割引が発展したものである。 なお、2016年(平成28年)4月1日以降は、これらの割引が適用された料金を上回らないよう、激変緩和措置としての割引が設定される。 圏央道特別割引 圏央道西側の高速自動車国道間(東名高速 - 中央道 - 関越道)間を通過する場合、圏央道分に適用。圏央道経由と首都高経由の2とおりの経路の距離が同程度となる区間において、普通車料金で圏央道経由のほうが安くなるようにする(他の車種の割引額は、普通車の割引率を参考に決定)。料金が逆転することを防ぐため、圏央道のインターチェンジ発着となる場合にも一定額の割引が適用されることがある。時間帯割引・連続利用割引の重複適用はしない(割引後料金が最も安くなるものを適用)。 割引額通過区間\車種軽自動車等普通車中型車大型車特大車海老名IC - 八王子JCT240円 300円 360円 500円 830円 八王子JCT - 鶴ヶ島JCT420円 510円 620円 850円 1,420円 海老名IC - 鶴ヶ島JCT420円 510円 620円 850円 1,420円 2007年(平成19年)8月に社会実験割引「圏央道全線利用割引」として開始。2009年(平成21年)5月13日から事業許可上は「特別区間等における割引」として実施、発着インターチェンジの制限がなくなった。2014年(平成26年)4月1日から独立して現名称になるとともに、割引額が改定された。 圏央道連続利用割引 圏央道の各インターチェンジ(松尾横芝IC - 木更津JCT間を除く)と高速自動車国道の圏央道より内側(都心方向)にあるインターチェンジまたは外側1インターチェンジ(厚木、相模湖、相模湖東出口、関越道鶴ヶ島、久喜および桜土浦)との相互間の利用で、高速国道分を150円引き(八王子ICまたは八王子TB発着は300円引き)。これらのインターチェンジよりさらに外側の区間を通行する場合は割引対象外。時間帯割引・特別割引の重複適用はしない(割引後料金が最も安くなるものを適用)。
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