国政部分復帰
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2012年11月28日、「新党大地・真民主」から「新党大地」に改名。これにより「新党大地」は地域政党だけでなく、国政部分も再び担当するようになった。ただし、代表の鈴木宗男は政治資金規正法違反の有罪確定により2017年4月まで公民権停止処分となって選挙運動ができない状態であり、2012年12月の第46回衆議院議員総選挙の選挙戦に臨むことになった。 その総選挙では比例北海道ブロックで1議席を獲得。石川知裕が復活当選するも他の候補は落選。結果、国会議員3人となり政党要件を喪失した。なお、比例北海道ブロックで獲得した票数は346,848票(得票率13.2%)。自民、民主に次ぐ3位の得票数であった。 2012年12月28日、平山誠が離党。2013年1月10日、参議院会派解散を届出。所属議員は衆参各1名(いずれも比例区)のみとなった。これに伴い「新党大地」という会派は衆参ともになくなっている(一人会派は認められていないため)。 2013年5月17日、生活の党代表である小沢一郎の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で一審・二審ともに有罪判決を受けて上告した石川知裕が「訴訟に専念するため」として議員辞職願を衆院に提出。鈴木宗男の長女である鈴木貴子が同月31日に繰り上げ当選した。 2013年7月21日施行の第23回参議院議員通常選挙では、代表である鈴木と同姓同名で千葉県出身の「鈴木宗男」や、元衆議院議員の松木など9名を比例代表に。選挙区では北海道選挙区と大阪選挙区で候補者を擁立したが、共に当選者を出すことはできなかった。 2014年11月23日、12月21日に予定されている第47回衆議院議員総選挙では、唯一の党所属国会議員である鈴木貴子が民主党に入党して7区から立候補、大地自身は小選挙区や比例ブロックには候補者を擁立せず、民主党候補を推薦する方針を示した。貴子は小選挙区では伊東良孝に225票差で敗れたが、重複立候補していた比例北海道ブロックで比例復活を果たした。2015年の第18回統一地方選挙では北海道知事選や札幌市長選、道市議選において民主党や維新の党などと選挙協力を行った。
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