国分 尚子(こくぶ なおこ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 01:31 UTC 版)
「不能犯 (漫画)」の記事における「国分 尚子(こくぶ なおこ)」の解説
1人息子がいるパート主婦。1年前に旦那が何者かによって襲われ、会話もままならないほどの全身麻痺が後遺症として残っている。日に日にやつれており、旦那を襲った犯人も捕まらないどころか、手がかりすらないので周りから同情されている。これまでも大学入学前に両親を事故で亡くし、進学を諦め、就職先では体を壊して解雇されるなど不幸続きの半生を送っている。宇相吹によると尚子はミュンヒハウゼン症候群であり、親からは育児放棄され、友人もいなかった幼少期に骨折をして入院した時に、親や教師クラスメイトから同情されたことで快楽を覚え、以降、周囲から同情を買う為に、自ら幸せの絶頂の時に敢えてそれを壊す様な事をして、『不幸な女性』である事を自作自演していた。宏次も久米も、尚子にとっては最初から周囲から同情を買うための“生贄”にしか思われていなかった。また、宇相吹は両親の事故死も尚子が仕組んだことだと見立てている。その後の動向は不明だが、最後のコマでは息子の宗樹を次の“生贄”にしようと考えている事を示唆していた。
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