固有名詞の中の渡渉点とは? わかりやすく解説

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固有名詞の中の渡渉点

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 03:30 UTC 版)

洗い越し」の記事における「固有名詞の中の渡渉点」の解説

※[ ]内は語源学表記法準ずる。[A<B]は「AはBから派生、BはAの語源」の意。 ※略称は、En=英語、ME=中英語OE=古英語De=ドイツ語OHG=古高ドイツ語La=ラテン語。 「渡渉点」 フォード [ En < ME: Fordファミリーネーム。※ゲルマン系地形由来人名)< OE: ford渡渉点)] 「地形 + 渡渉点」 クリフォード [ En < ME: Cliffordファミリーネーム)< Clifford地名。※12世紀初出)< clyf(steep bank, cliff {切り岸険し土手}, OE: clif)+ ford渡渉点)] 「生物 + 渡渉点」 ハートフォード [ En: Hertford地名)< OE: Herutford(地名731年初出)< heruthart {牡の赤鹿})+ ford渡渉点)] オックスフォード [ En: Oxford地名)< ME: Oxforde(Oxford古名)< OE: Oxnaforda, Oxnaford(Oxford10世紀頃の古名)< oxna(of oxa {牡牛の…})+ ford渡渉点)] 「人間集団 + 渡渉点」 フランクフルト [ De: Frankfurt地名)< OHG: Frankフランク人の…)+ furt(ford {渡渉点})< Frankonovurd(Frankfurt古名)< Franko(s)-(フランク人の…)??? + vurdim(渡渉点), La: Francōrum vadus(地名)< La: vadum(shallow, ford {渡渉点})+ francōrumフランク人の…)] ※530年頃、フランク人アレマン人に取って代わりマイン川下流域覇権掌握したが、新し支配者はのちに「フランク人渡渉点」の名で呼ばれることになるマイン河畔渡渉点を交易要衝として重視し始めた考えられる。これが史実から導き出せ地名の由来である。カール大帝まつわる神懸かった伝説はティートマール・フォン・メルゼブルク(ドイツ語版)の『年代記』見られる記述であるが、史実とは食い違うヘレフォード [ En < ME < OE: Hereford地名958年初出)< here(an army {軍、軍隊})+ ford渡渉点)] ※異説あり。 ヘルフォルト [ DeOHG: Herford地名)< her(an army {軍、軍隊})+ ford渡渉点)] 「構造物 + 渡渉点」 ストレットフォード [ En < ME: Stretford(地名)< OE: stræt(street {通り}, < La: strāta {ローマ街道})+ ford渡渉点)] ストラトフォード [ En < ME: Stratford地名)< OE: stræt(street {通り}, < La: strāta {ローマ街道})+ ford渡渉点)] スタッフォード [ En: Stafford(地名)< ME: Stæfford(地名)< OE: stæð(landing-place {荷上場})+ OE: ford渡渉点)] ※トレント川支流ソウ川英語版)の河畔にて生じた地名

※この「固有名詞の中の渡渉点」の解説は、「洗い越し」の解説の一部です。
「固有名詞の中の渡渉点」を含む「洗い越し」の記事については、「洗い越し」の概要を参照ください。

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