営業の終了
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 08:24 UTC 版)
3万人前後の動員となり長野市は下記の理由からスキー場の今後の運営について検討を重ねた。 降雪量の減少によりオープンできる日が極端に減った(地球温暖化による飯綱高原エリアの高気温化、積雪量の減少、スノーマシンの未導入など)。 平成17年のいわゆる平成の合併により戸隠スキー場が長野市の市営スキー場として運営されることとなり、長野市として複数のスキー場を運営することとなり市の負担が増えた。 飯綱エリアには飯綱高原スキー場のほかに前述の戸隠スキー場、隣の飯綱町にいいづなリゾートスキー場とスキー場が複数あり、そちらを選択するスキーヤーが増えた。 これらの相乗的な理由により飯綱高原スキー場は慢性的な赤字経営で毎年長野市が1億前後の補填をしている状態となっていた。そこで長野市は平成30年に飯綱高原スキー場について下記の決定をした。 長野市の市営としてのスキー場の運営は2019-2020シーズンで終了する。 飯綱高原スキー場はプロポーザル公募によってで民営企業に譲渡する(条件として10年は存続させること、年間230万の土地代を負担すること)。売却額は0円で期限は2019年12月末。 譲渡先が見つからない場合はスキー場は閉鎖、植林をして国有林に戻し、飯綱高原エリアはスキー場の「冬主体」から、キャンプ場の「夏主体」とした再開発を行う。 2019年、赤字経営が続く中で民間の事業者に譲渡することを決め、公募を開始するも応募者がなく、2020年をもって営業を終了することとなった
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