アルビスの子会社へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 06:12 UTC 版)
2013年(平成25年)12月25日に新会社を設立して店舗や事業を承継し、アルビスが2014年(平成26年)2月末にその新会社の全株式を取得し完全子会社化することが発表された。 2014年(平成26年)1月17日、100%子会社である株式会社ATSとの間で、「平成26年2月27日をもってATS社にスーパーマーケット事業を承継させること」を内容とする吸収分割契約を締結するとともに、アルビスとの間で、「同日付でアルビスに対してATS社株式の全部を譲渡すること」を内容とする株式譲渡契約を締結。 傘下入りに伴ってアルビスへ店舗名を変更し、従業員約300人の雇用を維持する方向で調整が進められ、2014年(平成26年)2月28日に田上・西南部・小松幸町・畝田の4店がアルビスの店舗として開業することになり、東京ストアーの店名で営業する店舗は消滅することになった。 ただし、JR金沢駅構内で営業する「スプーンステーション」については、「金沢百番街」を運営する金沢ターミナル開発から立ち退きを求めて金沢地方裁判所に提訴されていたが、2014年(平成26年)2月18日までに和解が成立し、スプーンステーションの営業は20日までで営業を終了した。当社による営業の終了翌日の21日から金沢百番街を運営する金沢ターミナル開発が従業員やテナントも引き継いで、「100banマート」としてほぼそのまま営業を続けることになった。 東京ストアーの法人自体はアルビスへの事業譲渡後も存続していたが、2017年(平成29年)3月23日に法人格が消滅した。
※この「アルビスの子会社へ」の解説は、「東京ストアー」の解説の一部です。
「アルビスの子会社へ」を含む「東京ストアー」の記事については、「東京ストアー」の概要を参照ください。
- アルビスの子会社へのページへのリンク