アルビッソラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 04:17 UTC 版)
1957年から、ラムは定期的にイタリアへ赴き、小さな海辺の町アルビッソラ・マリーナに滞在する。そこで彼はたくさんの芸術家と知り合う:アスガー・ヨーン、エンリコ・バイ、カレル・アペル、コルネイル・マッタ、トゥーリオ・マゾッティ、ピエロ・マンゾーニ、ダンジェロ、エドゥアール・ジャガー、ロベルト・クリッパ、ギー・ドゥボール、アゲーノール・ファブリなど。自由かつ友好的で、創作や芸術的な競争心に向いているこの環境に惹かれ、1年のうち数か月をここで過ごすことを決めた。1960年代から、それはその後20年近く、絵を描く拠点となっていく。ジョルヌは何度も彼に陶磁器の手ほどきをしてくれた。彼は1975年にだけそのことを楽しんだ。彼がこの新しい技巧と≪創造的な自由≫に情熱を持てたのは、サン・ジョルジュのアトリエでだけだった。 世界を通してたくさん展示してきたラムは、その時代のコンテンポラリーアートの主要な集会に招待された:カッセルのドクメンタⅡとⅢ(1959年と1964年);ヴェニスのビエンナール(1972年)。パリでは、1954年から1982年の5月サロンを忠実に果たした。ラムは、1967年キューバに5月サロンを移し、そこでは招待されたすべての芸術家とキューバ人芸術家によって制作された作品を集めたキューバ・コレクティバが実現された。
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