吉野谷発電所
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「吉野谷ダム」も参照 位置:北緯36度18分1.0秒 東経136度38分22.3秒 / 北緯36.300278度 東経136.639528度 / 36.300278; 136.639528 (吉野谷発電所) 白山水力2番目の発電所は吉野谷発電所である。手取川支流の尾添川から取水する水路式発電所で、所在地は石川県石川郡吉野谷村大字木滑新(現・白山市木滑新)。 水利権取得は1913年(大正2年)10月。会社設立翌年に着工され、不況による工事中断があったが、1926年5月13日に落成、5月27日付で仮使用認可が下り、6月1日より送電を開始した。尾添川の取水口には幅(頂長)48.0メートル・高さ(堤高)20.45メートルの吉野谷ダムを設置。発電設備はボービング製竪軸フランシス水車およびゼネラル・エレクトリック製7500キロボルトアンペア発電機各2台からなる。発電所出力は当初6250キロワットで、翌1927年より1万2500キロワットへと増強された。 吉野谷発電所は、矢作水力との合併ののち1942年(昭和17年)4月に日本発送電へ出資された。戦後は西勝原第一発電所と同じく北陸電力に帰属する。
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