吉田悠軌
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誕生 | 1980年(44 - 45歳)![]() |
職業 | 編集者、作家、随筆家、怪談師 |
国籍 | ![]() |
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吉田 悠軌(よしだ ゆうき、1980年 - )は、日本の編集者、作家、随筆家、怪談師。
概要
中央大学附属高等学校在学中は演劇と映画に興味があり、演劇愛好会を1人で立ち上げる。早稲田大学第一文学部演劇映像コースに進学してからは映画サークルに入る[1]。大学在学中は大島渚や原一男の先鋭的なドキュメンタリー映画に熱中した[2]。
大学卒業後の就職活動に恵まれていなかった2005年に、高校時代からの友人と行った稲川淳二の怪談ライブに影響されて「怪談サークル とうもろこしの会」を結成する。 その後、雑誌のライターや『オカルトスポットマガジン 怪処』編集長、クレイジージャーニー出演など、主に怪談・オカルトの分野で活動を行っている[3][4][5][6]。
書籍
単著
- 『放課後怪談部』(六月書房) 2011年 ISBN 978-4434154706
- 『ホラースポット探訪ナビ:日本全国のヤバイところに行ってきた!』(学研パブリッシング) 2014年 ISBN 978-4054060630
- 『禁足地帯の歩き方』(学研プラス) 2017年 ISBN 978-4054066021
- 『ムー実話怪談「恐」選集』(学研プラス) 2018年 ISBN 978-4054066588 [7]
- 『禁足地巡礼』(扶桑社) 2018年 ISBN 978-4594080839 [8]
- 『日めくり怪談』(集英社) 2019年 ISBN 978-4087880229
- 『うわさの怪談 異世界への扉は、すぐそこにある。』(三笠書房) 2019年 ISBN 978-4837969143
- 『一生忘れない怖い話の語り方 すぐ話せる「実話怪談」入門』(KADOKAWA) 2021年 ISBN 978-4041109120
「怪談現場」
- 『怪談現場 東京23区』(イカロス出版) 2016年 ISBN 978-4802202015
- 『怪談現場 東海道中』(イカロス出版) 2017年 ISBN 978-4802203920
「恐怖実話」
- 『恐怖実話 怪の足跡』(竹書房) 2017年 ISBN 978-4801909786
- 『恐怖実話 怪の足跡』【分冊版】『エカマイのマンション』
- 『恐怖実話 怪の手形』(竹書房) 2017年 ISBN 978-4801913325
- 『恐怖実話 怪の残像』(竹書房) 2019年 ISBN 978-4801917873
- 『恐怖実話 怪の残響』(竹書房) 2020年 ISBN 978-4801922211
- 『恐怖実話 怪の残滓』(竹書房) 2021年 ISBN 978-4801925908
「一行怪談」
- 『一行怪談』(PHP研究所) 2017年 ISBN 978-4569767369
- 『一行怪談 (二)』(PHP研究所) 2018年 ISBN 978-4569768458
- 『一行怪談 漢字ドリル 小学1・2年生』(幻冬舎) 2018年 ISBN 978-4344979789 [9]
- 『一行怪談 漢字ドリル 小学3年生』(幻冬舎) 2018年 ISBN 978-4344992153
共著
- 「シックスサマナ(SIXSAMANA)」
- 第12号 病める日本の処世術(2014年)
- 第18号 おとなの修学旅行(2015年)
- 第20号 真夏の夜の被害妄想(2015年)
- 『考える「珍スポット」 知的ワンダーランドを巡る旅』(文芸社) 2016年 ISBN 978-4286173085
- 『潜入せよ!! 日本裏現場 ~気になるけど触れられない怪しいスポット編~』(大洋図書) 2017年
- 『神隠し ~ 現代怪異譚集』(洋泉社) 2018年 ISBN 978-4800315274
- 『怪談四十九夜 鬼気』(竹書房) 2020年 ISBN 978-4801922556
- 『怖いうわさ ぼくらの都市伝説』1 - 5(ネルノダイスキ絵、教育画劇) 2020年 ISBN 978-4774631622
- 『実話怪談 犬鳴村』(竹書房) 2021年 ISBN 978-4801925274
- 『オカルト探偵ヨシダの実話怪談 ファイル1 猫おばさん』(市川友章絵、岩崎書店) 2021年 ISBN 978-4265014712
編集
- 「オカルト探訪マガジン 怪処」(とうもろこしの会)[10] 2011年 - 2016年
ウェブ連載
出演
テレビ
- 怪談グランプリ(2009年 - 、関西テレビ)2010年・2012年出場
- クレイジージャーニー(2015年 - 2019年、TBS)出演多数
- 怪談のシーハナ聞かせてよ。(2016年 - 、エンタメ〜テレ)出演多数
- 実話怪談倶楽部(2017年 - 、フジテレビONE)出演多数
- 東京怪奇酒(2021年 、テレビ東京)第2話[14]
- 口を揃えた怖い話 戦慄最恐スポット&シン・学校の怪談SP(2022年7月11日、TBS)
- バズマンTV(2025年2月21日、テレビ朝日) - 番組内企画で短編漫画の原作も担当[15][16]
映画
- 都市霊伝説 心霊工場(2010年、ムービープラネット)[17]
- シロメ(2010年)
- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!史上最恐の劇場版(2014年)
- 緊急検証!THE MOVIE ネッシーvsノストラダムスvsユリ・ゲラー(2019年、東北新社)
- 樹怪談(2021年 ファミリー劇場)
- 学級怪(2021年 ファミリー劇場)
- 戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(白石晃士監督作品、2023年9月8日)
オリジナルビデオ
- 戦慄怪奇ファイル コワすぎ!劇場版・序章【真説・四谷怪談 お岩の呪い】(2013年)
- 怪奇蒐集者 吉田悠軌(2016年、楽創舎)
- 怪奇蒐集者 暗黒死華集 III(2018年)
- 怪奇蒐集者 暗黒死華集 IV(2018年)
- 怪奇蒐集者 吉田悠軌 2(2020年)
脚注
出典
- ^ “40歳「実話怪談」をメジャーにした男の大逆転人生”. 東洋経済オンライン (東洋経済新報社). (2021年5月25日) 2021年5月25日閲覧。
- ^ “吉田悠軌「一生忘れない怖い話の語り方」書評 人気の「実話怪談」を生み出すテクニック|好書好日”. 好書好日. 2024年9月25日閲覧。
- ^ 吉田悠軌(インタビュー)「たった「一行」から広がる極上の怖さ―そこに秘められた作者の奇妙な体験とは?」『ダ・ヴィンチニュース』、KADOKAWA、2017年9月4日 。2019年6月27日閲覧。
- ^ “怪談サークル「とうもろこしの会」会長の怖い話で節電する”. TIME&SPACE (KDDI). (2017年9月28日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “都内の“インスタ映えする心霊スポット”をオカルト研究家が発表!”. ニコニコニュースORIGINAL (ドワンゴ). (2018年8月16日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “吉田悠軌 「禁足地巡礼」- 怪奇目線で見るか否か? 怪奇スポットへのタブー「心持ち」辿る”. Rooftop. (2019年2月9日) 2020年6月10日閲覧。
- ^ “『ムー』読者が投稿した実話怪談集めた『ムー実話怪談「恐」選集』発売”. ねとらぼ (ITmedia). (2018年7月19日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “入ったら出られない竹藪、触れるとたたられる木…全国に残る「禁足地」とは”. 日刊SPA! (扶桑社). (2018年11月6日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “ちょっとコワいけど読みたくなっちゃう 例文が全て「怪談」になっている小学生向けの漢字ドリルが登場”. ねとらぼ (ITmedia). (2018年5月25日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “「祟られてもオッケー、という気持ちで」 - 『怪処』編集長・吉田悠軌さんが薦める、GWに行きたいオカルトスポット7選!”. ダ・ヴィンチニュース (KADOKAWA). (2015年4月29日) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “吉田悠軌 検索結果”. TOCANA (サイゾー) 2019年6月27日閲覧。
- ^ “吉田 悠軌 プロフィール”. 文春オンライン (文藝春秋) 2020年6月10日閲覧。
- ^ “吉田悠軌(怪談・オカルト研究家)”. URBAN LIFE METRO. 2021年5月25日閲覧。
- ^ “東京怪奇酒 第2話”. テレビ東京. 2021年5月25日閲覧。
- ^ yoshidakaityouの2025年2月15日のツイート、2025年3月16日閲覧。
- ^ “モラトリアムの呪縛 -吉田悠軌 / 岬かいり - ブックライブ”. BookLive (2025年2月22日). 2025年3月16日閲覧。
- ^ “吉田悠軌 出演情報”. 映画.com. 2019年6月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 吉田悠軌 (@yoshidakaityou) - X
- 吉田悠軌 (yuuki.yoshida.501) - Facebook
- とうもろこしの会・吉田悠軌のオカルトラジオ
- 怪談サークル とうもろこしの会 - Ameba Blog
- オカルトスポット探訪マガジン「怪処」特設BLOG
- 吉田悠軌のページへのリンク