合算運賃・高運賃問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 17:28 UTC 版)
「京成電鉄#千原線」も参照 千葉急行電鉄時代の運賃体系を継承し、他の京成線とは別運賃扱いで、キロ数計算が千葉中央駅で打ち切られ、千原線と他線の運賃を合算する形式になっている(ただし、本線の谷津と千葉線の京成津田沼から京成千葉の各駅発着の場合は乗り継ぎ割引が適用される)。同時に線内運賃も千葉線・本線やJR東日本の幹線に比べ高水準である。 千原線を経由すると高負担になることから、沿線住民でも利用を敬遠することがある。おゆみ野駅から千葉中央駅への運賃が330円(ICカード利用で325円)、京成千葉駅への運賃が400円(ICカード利用で391円)なのに対し、JR外房線の鎌取駅から千葉駅への運賃は200円(ICカード利用で199円)と安価なため、千原線沿線に住みながらJR線を利用する住民も存在する。 住民からの値下げ要望があり、2011年の日本共産党緑区委員会らによる千葉県知事との交渉では、沿線開発が進み当初の3 - 4倍に利用者が増えている事実を示し、京成電鉄に対し運賃引き下げの指導を行うよう要請した。この要請に対して千葉県交通計画課は、「運賃値下げは利便性向上の一つであるとして、住民の値下げ要望を京成電鉄に伝え、値下げ効果のシミュレーション実施などの提案を検討する」と回答している。
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