各ギルドハウス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/19 20:06 UTC 版)
「グラン=プラス (ブリュッセル)」の記事における「各ギルドハウス」の解説
グラン=プラスは様々なギルドを淵源に持つ建物に囲まれ、壁に飾られた包丁や樽、手押し車などの紋章がそれぞれの職業をあらわしていて、これらの建物にはそれぞれ名前が付けられている。 星 (L'Etoile) 最古のギルドハウス。ブリュッセルをフランドル伯の簒奪から守った英雄、セルクラース(en)の臥像がある。 白鳥 (Le Cygne) 黄金の木 (L'Arbre d'Or) - ビール醸造業ギルドの家だったもので、ビール博物館になっている。Marc de Vos と Pierre van Dievoet の彫刻で飾られている。 ブラバント公の家 - 歴代のブラバント公の胸像が飾られていることからこの名がある。 天使 (L'Ange) - イタリア=フラマン様式 (le style italo-flamand) で再建された建物。 黄金の汽艇 (La Chaloupe d'Or) - 仕立工の家とも言う。Pierre van Dievoetによって彫られた仕立工の守護聖人の像を戴く。 鳩 (Le Pigeon) - かつてヴィクトル・ユゴーが逗留した。 孔雀 (La Paon) - 18世紀の特徴的な切妻のある建物。 スペイン王の家 - あるいはパン屋の家。聖ユベール像とスペイン王カルロス2世像で飾られている。 一輪手押車 (La Broouette) - 聖ジル像で飾られている。 袋 (Le Sac) - かつては高級家具師たちが住んでいた建物で、外観を彼らの道具が飾っている。 雌狼 (La Louve) - 建物下部のレリーフでは、雌狼に育てられたロームルスとレムスが描かれている。 狐 (Le Renard) - 頂上に聖ニコラの像を戴いている。
※この「各ギルドハウス」の解説は、「グラン=プラス (ブリュッセル)」の解説の一部です。
「各ギルドハウス」を含む「グラン=プラス (ブリュッセル)」の記事については、「グラン=プラス (ブリュッセル)」の概要を参照ください。
- 各ギルドハウスのページへのリンク