可算・不可算のルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 07:00 UTC 版)
「英語の冠詞」も参照 英語の場合、単数の不定の可算名詞は「不定冠詞 a / an +単数形」、複数の不定の可算名詞は無冠詞の複数形で表す。不定の不可算名詞は無冠詞(の単数形)で表す。定性(文脈から「どれ」と特定されうるもの)のものは、可算・不可算、単数・複数に関係なく、「定冠詞 the +名詞」という形で表す。 また,「可算名詞+ of +不可算名詞」の形で不可算のものが可算化されたものを数えることもある。例えば、物質であり不可算であるコーヒーは、カップに入れられて形のあるモノとなり、1杯、2杯と数えることができるようになる。このようにして可算化された「カップ1杯のコーヒー」を a cup of coffee と表現する。2杯ならば two cups of coffee となる。レストランでコーヒーを注文する時などに a coffee や two beers と言うことも可能である。この場合も、どれか特定の1杯のコーヒーなら the cup of coffee となる。 前述のアスパラガスやブロッコリーを数える場合は、以下のような表現が使われる。 a spear of asparagus a head of broccoli 純粋不可算名詞の具体的な成果や構成要素などを表すときは a piece of を使う。 a piece of technology made recently(近年開発されたある分野の技術) a piece of information(ちょっとした情報) a piece of furniture(椅子などの特定の家具) a piece of wood(木切れ)
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