古荘財閥の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 07:23 UTC 版)
1877年(明治10年)- 古荘健二(初名:健次郎)により創業。西南戦争で荒廃した熊本で、京都から古着を仕入れて販売し巨万の富を得る。 1916年(大正5年)- 大阪市の「金貨メリヤス」を買収。 1926年(大正15年)- 古荘健次郎(初名:清七)が2代目社長に就任。 1933年(昭和8年)持株会社である「古荘合資会社」を設立。財閥としての体制を整える。 「肥後無尽」(肥後相互銀行の前身)を設立。 1934年(昭和9年)- 「古荘土地」を設立。 1936年(昭和11年)「熊本国産自動車」(熊本日産自動車の前身)を設立。 「日清生命保険」を買収。 1937年(昭和12年)- 大分の「トキハ百貨店」を買収。 1941年(昭和16年)創業者古荘健二が84歳で死去。 小倉の「井筒屋百貨店」を買収。 1942年(昭和17年)- 「古荘航空機」、「三陽航空機」を設立し、軍需分野に進出する。 1945年(昭和20年)- 敗戦によりフィリピンなどの海外資産を失う。 1948年(昭和23年)- 古荘健次郎57歳で没す。古荘健次郎の妻である古荘ハマが第3代社長に就任。相続税により資産の多くを手放し「古荘財閥」は解体した。
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