古荘財閥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/07 07:23 UTC 版)
古荘本店は第二次世界大戦以前には、東京、京都から海外まで進出した地方財閥だった。最盛期の傘下企業として、青島の和順染色工廠、マニラのフィリピン金貨メリヤス、大阪市の金貨メリヤス、大分のトキハ、鹿児島の明治屋、八代の代陽百貨店、熊本の銀丁百貨店、古荘土地、古荘航空工業、熊本国産自動車、肥後無尽、九州産交、古荘被服工業所がある。また小倉の井筒屋、熊本の千徳百貨店、東京の白木屋、京都の丸物、名古屋の三星百貨店、興国人絹パルプ、九州配電、日清生命保険、肥後銀行の経営に参画した。全盛期には1万人を超える従業員を擁したが、終戦後の混乱と古荘健次郎の早逝によりグループは解体し古荘家に残されたのは、古荘本店とトキハ百貨店など数社のみとなった。
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